大阪に住んで、数少ない残念なこと

大阪には美術館が少ない

かれこれもう大阪に住んで10年近くになりますが、今の家は特に大きな商店街が近所にあって、裏に入ると小さな素敵な飲食店が何十軒もあり、とても気に入っています。

でも1つだけ、東京に(というか首都圏に)住み続けていないのを残念に思うことがあります。

それは美術展と美術館です。

私の家は夫婦で美術鑑賞(というほどの知識もないですが)が好きなのですが、大阪、京都、神戸と近隣の都市を併せても圧倒的に美術館の数が少ないのです。

東京は、国立博物館や国立近代美術館など公共の美術館のほかに、企業が音運営している立派で、それぞれ展示企画も工夫しているいます。

たとえば渋谷のBunkamuraミュージアムや出光美術館など大きなものから、原宿の太田記念美術館のような浮世絵専門の美術館があったりします。

その多様ぶり、豊富ぶりは全く近畿圏がまとめて挑んでも全く勝ち目がありません。

巡回展もあるにはあるが

「印象派とその後継画家」みたいな企画展は、全国巡回があるので東京の後大阪に来ることもあります(しかしなぜか大阪を飛ばすこともあります)。

しかし所蔵品だけで常設展を大掛かりに開催する展覧会などは回ってきません。

最近では、東京国立博物館の「所蔵国宝7点全展示」の展覧会があって、これは全国巡回がありませんでした。

いくつかお目当ての美術展が重なっていれば、思い切って東京まで遠征することも辞さないのですが、なかなかそのようないいタイミングもありません。

大阪には大阪のよさもあるが

まあその代わりに、大阪は京都、奈良の寺院に行けば現地で国宝の仏像を山ほどみられますし、飛鳥時代の遺跡もたくさん見られて、それはそれで充実していて首都圏の人は逆にうらやましがるかも知れません。

しかし仏像などはよほどお気に入りのもの以外は1回参拝すればもういいや、という気になります。

当たり前ですが展示替えはありません。

既に、多分近畿圏の国宝仏像は全て参ってしまったので、この方面は手詰まりです。

だからと言って東京に引っ越すほどのことではありませんが、これだけは本当に東京にはかなわないな、と思います。