ファシズムをごまかす

1日のスケジュール

最近の私の1日の過ごし方は、

19:00 夜はすぐ寝る
0:00前後~3:00 夜中 起きて仕事①
3:00~5:00 2度寝
5:00~7:00 起床と朝食。妻と今日のニュース談義
8:00~12:00 仕事①
12:00~13:00 昼食
13:00~15:00 仕事②
15:00~15:30 風呂
15:30~17:30 自由時間
17:30~19:00 夕食

という感じで、別にタイムカードを押したり、ベルが鳴ったりするわけでもないのですが、

一応規則正しく生活しています。

(まあそもそも19:00に寝て0:00に起きて仕事をする、というのが規則正しいかどうかは別にして)

自由時間をどう過ごすか

で、今日の本題はその過ごしかたの話ではなく、15:30~17:00の「自由時間の過ごし方」です

別に何度も書いてしまうように、タイムカードもベルも勤怠管理する上司もいないんですから、1日中自由時間でもいいのですが、性格的にそうしてしまうと、あとで「今日は何もしなかった・・・」と落ちるので、このペースを守っています。

で、その自由時間なんですが、以前は本を読んだり、楽天マガジンで雑誌を読んだりしていたのですが、最近はちょっとまた映画を見始めています。

私が人生で集中して映画を見たのは、入院している時に暇で仕方ないのと不眠症だった、という2つの理由が重なって、持ち込んでいたPC&レンタルWi-FiでAmazonプライムの映画を1日3本くらい見まくった時以来です。

『映像研には手を出すな』

と言っても今はせいぜい1日1本なんですが、最近見て1番面白かったのは『映像研には手を出すな』です。

ネタバレになるので筋は書きませんが、異常なコミュ障だけどアニメを書く技術とその内容を科学的に正確にする知識を山のように持っている女の子(齋藤飛鳥)があれほど芸達者とは思わなかったので、それがまず発見だったのですが、筋も「ファシズムを思わせる生徒会の抑圧をかわしながらアニメを作っていく」というのが非常に自分にははまりました。

要は反ファシズムの映画が好きなんだな

今までこういうはまり方をした映画は「貞一の國」と「翔んで埼玉」の2作で、よく考えると両方とも「ファシズムの公権力をごまかしながら(戦いながら、ではない点が重要)何らかのミッションを行う」ものでした。多分、そういう構造の話が好きなんですね。

子供の頃を思い出すと、1番面白いと思った映画は、スティーブ・マックイーンがまだ若い頃出ていた、ドイツ軍の収容所から連合軍の兵士がこっそり脱走計画を立てて逃げ出す、という「大脱走」でしたから、子供のころからやはりそうなんだな、と気づいたことでした。