先日、8月20日(土)の午後2時頃、「車で」(普通は歩いて行ける距離でしたが、そんなことをしたら絶対に倒れると思って止めました)図書館まで行っていたときのことです。
気温は35度を超えており、気象庁から熱中症警報が出ていました。そんな中、私は図書館の隣の中学校のグランドでテニス部の女子生徒たちが帽子もかぶらず、練習している光景を目撃しました。
彼女たちは汗だくで顔も赤くなっており、体調が悪いかどうかは分かりませんが、しかしいずれにしても危険な状態に置かれているのは事実です。顧問の教師はいたのかも知れませんが、私の目には入りませんでした。
私はこの光景に驚きと怒りを感じました。熱中症は命に関わる重大な問題です。厚生労働省によると、2019年度には全国で約7万人が熱中症で救急搬送され、そのうち約200人が死亡しています。
また、熱中症は高温だけでなく、湿度や日射量なども影響します。そのため、帽子や日傘などで直射日光を避けることが重要です。特に、高齢者や年少者は体温の調節機能が弱いので、熱中症になりやすいと言われています。
彼女たちは足もまだ棒のように細く、明らかに1年生でした。
教師はこのような基本的な知識や対策を知っているはずです。それなのに、なぜ彼女は生徒たちに無理な練習をさせたのでしょうか?それとも彼女は余りに常に「尊敬される立場」なので、生徒の健康なんて下々のことなど考えられなくなっているのでしょうか。
いずれにしも腹が余りに立ったので、学校に抗議の電話をしようと思いましたが、私はその近隣住民でもなく、父兄でもなく、卒業生でもない、ただの「通りすがり」の人間なので止めておきました。
あの中学で熱中症が発生した、というニュースが発生しないことをただただ祈っています。