エレベーターのマナー

エレベーターの歴史

エレベーターという機械は、ローマ帝国の紀元前の時代から存在し、有名なローマのコロッセオにも、猛獣がいきなりアリーナに現れるという演出のために、何十機も人力のエレベーターが設置されていたそうです。

現在ではエレベーターがほとんどどのビルにも設置されてますね。

昔(と言うと年代が分かってしまいますが)、銀座の三越デパートに行ったら、蛇腹のドアのついたエレベーターがあって、中にはいわゆるエレベーターガールが乗っていて、行く先のボタンを押してくれた、子供心にワクワクするような体験をした記憶があります。

エレベーターで先に降りる時

今は、デパートだけではなくオフィスビル、雑居ビル、そしてマンションにもほとんどの場合エレベーターが設置されています。中には5階建てくらいでもエレベーターのな古い古いビルもありますが、当然そういうビルの物件は賃料も安いですが、引っ越し代や大きな家具や電化製品を買った時の運搬料はバカ高くなります。

ということで、私たちの生活にすっかり定着しているエレベーターですが、一方でこれに乗る人のマナーは依然として浸透していない気がします。

たとえば、明らかに同じ階で降りる人と同乗して、私が昇降ボタンの前に立っている時に、目的階についてこちらが「開」のボタンを押している場合です。

中には「ありがとうございます」「お先です」などときちんとお礼を言って降りていく人もいますが、結構な割合で何も言わずにさも、俺が先に降りてお前がそのために「奉仕」するのは当たり前だと言わんばかりに降りていく連中がいます。

私の個人的統計で言うと、男性で言わない奴はだいたい8割ですね。女性では年配の方はだいたい言いますが、若くなるに従って何も言わなくなります。

欧米のエレベーターのマナー

欧米に行くと(と言ってもさほど経験はありませんが)、このようなシチュエーションの場合、ほぼ100%の人が男女関係なく”Thank you”を言います。まあ、こちらも先に”After you”(お先にどうぞ)というわけですが、非常に気持ちよく過ごすことができます。

別に欧米と比べて日本がダメだと言うつもりもありませんが、日本にも優れた「礼儀」がありますが、それにしても「エレベーター無言先降り人間」には腹が立ちます。

もしも同じ会社の人間で、自社のビルで「ありがとうございます」と言われなかったら、そいつとは絶対に一緒に仕事をしないぞ、と私は間違いなく思うでしょうね。おまけに心の中でそいつに向かって悪態をつくことには自信があります。